「ロータリーは地域をつなぐ」

会長 田中寿信


本年度RI会長テーマ 「ロータリーは世界をつなぐ」

 2019-20年度、彦根南ロータリークラブの会長を務めさせて頂くことになりました。会員皆様のご協力があっての一年間です。若輩ではございますがよろしくお願い致します。
 本年度RI会長、マーク・ダニエル・マロー二ー氏は、本年度テーマ「ロータリーは世界をつなぐ」の下、ロータリーの奉仕を通じて、有能で思慮深く、寛大な人々が手を取り合い、行動を起こすためのつながりを築いてまいりましょう。ロータリーの礎は「つながり」です。ロータリーの「つながり」は独特であり他に類を見ませんと、述べています。
 地区ガバナー佐竹力總氏は地区テーマを「伝統と革新 世界はひとつ」とされました。

2019-20年度は、
「ロータリーは地域をつなぐ」
を彦根南ロータリークラブのテーマをとさせて頂きます。

 「つなぐ」という言葉には大変深い意味があります。伝統ある彦根南RCも40年以上に及び一年一年、会長引き継ぎと共に会員同士「つながって」きました。
 その間に青少年や奉仕活動によって地域の方々と係わりを持ち「つながり」を続けてきました。これからも「つながって」いきます。
 いきなり「世界をつなぐ」ことは難しいですが、「地域をつなぐ」ことによってボトムアップをはかり、彦根から滋賀そして日本に広がっていく一助になればと思います。

 本年度の事業の柱は、高齢化社会を迎え認知症介護が社会問題になっている中、「認知症家族を語る」“ひとりで悩まず地域でつなぐ”と題しまして、介護従事者の支援プロジェクトを計画しております。
 認知症は、個人だけではフォローに限界があります。地域社会と共にこの問題をとらえることで、介護従事者の「心のよりどころ」が生まれます。
 また、当クラブ提唱の彦根総合高校インターアクトクラブにも参加協力を依頼し、青少年の介護に対する意識向上を計ることも期待できます。
 会員相互の「つながり」は、やはり「親睦」です。親睦活動を通じて、笑顔の絶えない楽しい、尚且つ「高潔性」もってロータリー活動を進めたいと思います。会員の皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。



 

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