|
32年目を迎える伝統と栄誉ある彦根南ロータリークラブの会長という大役を努めさせていただくことになり、身の引き締まる思いと責任の重大さを感じております。
本年、国際ロータリー会長ジョン・ケニー氏(スコットランド)は、“ロータリーの要は一つ一つのクラブにつきる”“すべてはクラブに始まりクラブに終わる”と申されました。
それは、会員一人一人が意欲を持って活動できるように心がけねばならないと意味を込め、「ロータリーの未来はあなたの手の中に」をテーマに掲げられたものです。そしてロータリーのこの中核となる道徳観をさらに強化しようと呼びかけておられます。
第一、「奉 仕」・・・私たちの公式第一標語が「超我の奉仕」であること。
第二、「親 睦」・・・これは1905年ロータリー創立当初から変わらぬ重要な理念。
第三、「多様性」・・・職業において、人材において、ロータリーほど多様な広がりをもった団体は他にありません。
第四、「高潔さ」・・・事業と生活において高い道徳的水準を保つこと。全ロータリアンの評価も一握りのロータリアンによって汚されてしまう危険性があること。
我々一人一人は事業においても、日々の営みのなかでも、尊厳と誠意を実践しなければならないと警鐘を鳴らされました。また、国際ロータリー第2650地区富田謙三ガバナーはロータリーの未来はロータリアン一人一人の双肩にかかっていることを心に刻まれ、「育てよう、人。」をテーマに掲げられました。
昨今、社会の急速な変革の中、100年来の大不況と言われ、経済も低迷しており、極めて厳しいものがありますが、今年度私は「ときめきと感動・・・希望あるロータリー」をテーマに掲げさせていただきました。
私たち彦根南ロータリークラブも32年目に入り、長年培われてきた「慣習」や「当たり前」を見直し、先輩諸兄が築かれた守るべきものは守り、変革できるところは変革していきたいと思っております。数年来私たちのクラブも会員の減少が続き、ピーク時の70パーセントまで落ち込んでおります。会員拡大を目指し、会員同士の絆を大切にし、ときめきと感動のある例会、ときめきと感動を青少年に、ときめきと感動のあるロータリークラブを目標に頑張ってまいりたいと思っております。
一年間、皆様のお力添え、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
|
|